2019/4/11

アルコール依存症になりやすい人
 
 
 
　アルコール依存症は、自分は依存症にはならない思い込みから始まることが多く、特に自分がアルコールに強い体質だと思っている人は注意が必要だと言われています。アルコールには強くて、精神的に弱いとたくさん飲んでしまいます。特に人に気を使ってしまうとアルコールに頼ってしまうのです。自分の弱さを見せたくない気があるため気持ちが緩んだ瞬間飲みたくなってしまいます。
 
 
 
精神的に意志が強い人がアルコール依存症になりやすいです。自分の意志が弱いとアルコールに負けてしまい依存症にはなりにくいです。自分は意志が強いし、アルコールにも強い。絶対にコントロールできると思っていると、アルコールに飲まれてしまうのです。
 
 
 
もちろん社交的で明るく、意志が強くて、何でもできる人は、尊敬されるでしょう。決して悪いと言っているのではありません。アルコールをコントロールできればもっと尊敬されるでしょう。
 
 
 
 
アルコール依存症を放置した場合には、50歳代前半で命を落とすケースも目立ち、自分の健康を損なうだけではなく、仕事を失ったり、家族の崩壊を招く可能性も少なくないものです。お酒が好きでよく飲んでいるという人ほど、その怖さを知っておくことが大切です。
 
アルコール依存症の典型的な症状としては、体内からアルコールの量が少なくなった時に起こる禁断症状と言えます。手が震えたりいらいらしたり、睡眠障害などがあげられるでしょう。このような症状はアルコールを飲むことで一時的におさまるので、症状があらわれたときにお酒を飲むという悪循環を作り出すことにもなります。
 
 
このような症状が見られたら、すでにアルコール依存症になっているといっても過言ではありません。この段階で自分で断酒や禁酒を行うことは難しいので、すぐに治療の必要があります。この断酒のカウンセリングでは、入院しても断酒できなかった人も成功しています。いつでもご相談ください。