2022/9/13

目標を立てて飲酒をコントロールする

 
 

  目標を立てて飲酒をコントロール    

 
 
 
    1、目標を立てる
 
 
 お酒を飲み続けてしまうことに対して「これではいけない」と感じ、お酒の量を減らしたり、断酒したいと考える人も多いものです。しかし、お酒を飲んでいた期間が長ければ長いほど、量が多ければ多いほど、飲酒がもたらす快感などが体に染みついてしまっており、ふと心に浮かんだ「お酒」の文字はなかなか消え去ってくれません。
 
 お酒を飲みたくなってしまう気持ちに打ち勝つにはどうしたらよいのでしょうか。まず、「これからお酒を飲まない」などという高い目標を立ててしまうと、すぐに挫折してしまい、そこから一気に目標が崩れ落ち、元の木阿弥になるなどといったことがあり得ます。
 
 まずは自分ができる範囲の目標を立てることが大切です。例えば、お酒を飲まない日を作ると、飲酒をしない日は胃の調子が良いということや心地よい睡眠がたっぷり取れるなどといったメリットも味わうことができる可能性があります。
 
 慣れてきたら、お酒を飲まない日を増やしていくということができます。また、飲まないことに決めた日にどうしてもお酒に手を出しそうになったら、炭酸飲料などでごまかすといった方法もあります。自身が好きなものを用意しておくことがおすすめです。
 
 
 
 
   2、日記を付ける
 
 
 ただ目標を立てても、だんだんと自分に甘くなってしまうのが人間です。「少し飲んだけど飲まなかったことにした」などということも起こり得るものです。そこで、自身がどれくらい目標を果たせているかということを目で見て分かるようにするために、「断酒ノート」をつけると励みになりお勧めです。お酒を飲んだか飲まないかだけでなく、お酒を飲んだ後や飲まなかった日の体調を事細かに記すことも大切です。
 
 
 そして、自分だけではどうしても解決できないといった場合は、家族や親しい人に宣言するといった手もあります。思わず飲みそうになったとき協力してもらえることが増えてくる可能性もあります。もちろん減酒や断酒に成功したとしても、油断はできません。何かしらのストレスがきっかけで、また元に戻ってしまうことも大いにあり得るからです。
 
 お酒のほかに、楽しいと思える趣味や、ストレス発散になることを見つけることも重要になってきます。