2019/4/11

禁酒した後の効果　（お酒をやめたい方へ）
 
 
アルコール依存症を克服するためには、強い気持ちを持って断酒、禁酒を決意することが大事です。その一方で途中で誘惑に負けてしまって、お酒を飲んでしまったときには悲観しないで、また最初からやり直すようにしましょう。
 
カレンダーに〇をつけてどれだけ禁酒できたのか記録することも大事でしょう。無理をしないでできるだけ禁酒や断酒できる時間を延ばしていくのです。１年経てば飲むことはないでしょう。つまり、１年という目標を決めて飲まないのです。失敗したらまたその期間を延ばせばいいだけです。アルコールという毒を少しずつ抜いていく意識です。
 
 
アルコール依存症の人が断酒をするのはかなり厳しいものがあり、失敗をして当然なのです。失敗をしても決しておかしなことではないだけに、飲んでしまったときにはそれは仕方ないと割り切って、次はより長い期間飲まずに済むようにやり直せばいいだけの話となります。
 
 
失敗をしてもやり直せばいいとばかりに、安易な気持ちでお酒を飲んでしまうのは問題がありますから、気持ちの上では絶対に飲まないという気持ちを持つことは大事ですが、失敗をしたならそれを引きずっていても良いことがありません。一度気持ちをリセットして、やり直したほうがずっと成功に近づきます。
 

アルコール依存症は何処かでお酒を飲んでしまったからと言ってそれまでの努力が無になってしまうわけではないので、自己嫌悪に陥らずに、やり直すようにしましょう。
また、自分の力だけでどうすることができないと思ったときには、力を貸してくれる人を見つけて頼ってみるのも手になります。
 
 
アルコールをやめて少しずつ成長していくのです。アルコールをやめるともっと楽しく生きて行くために自分は何ができるのか考えるようになり、飲酒がいかに無駄であったかわかります。アルコールを飲んで人生が終わることこそ一生後悔するのです。アルコールを飲んでいたら何のために生きているかわかりません。
 
 
あなた自身の価値が全くなくなってしまうのです。アルコールを飲む理由は依存症だからではありません。つまらない人生だから飲んでいるのです。禁酒断酒できれば朝から毎日健康で何でもできるという意識になります。人生が短いからもっと努力しようとするのです。もっと楽しく生きようと思えてきます。アルコールをやめてつまらない人生から楽しい人生にするだけです。アルコールをやめたあなたは何もできないことなどありません。