2019/4/13

いろいろな依存症 お酒をやめたい方へ

 
 
 
世の中には様々な依存症があります。お酒やたばこなどの嗜好品、買い物などの行為、麻薬などの違法薬物、最近ではスマホや砂糖の依存症なども多いようです。麻薬を別にすれば、他はすべて日常にある物たちです。
 
 
適量を守って口にしたり、使ったりする分にはなんら問題はありません。ただ、その量や頻度が常識の範囲を逸脱していたり、それがないと不安になったり手が震えるなどの禁断症状があるようなら、それは依存症であると言えます。依存症の中でも、一番メジャーなのはアルコール依存症ではないでしょうか。
 

麻薬以外のどの依存症においても、ある日いきなり依存症になるわけではありません。アルコール依存症でいうなら、普通に飲んでいるうちに、ストレスなどが原因でだんだん飲酒量が増え、それがないといられなくなってしまう。運転前や出勤前など飲んではいけないと頭ではわかっているのに飲んでしまうのが依存症です。
 
 
もちろん、一番効果的な解決法は禁酒、断酒など、お酒を飲まないことです。しかしこれが難しいもので、特に依存症の人が一朝一夕にできるものではありません。依存症は病気です。普通の人がダイエットのため禁酒をするのと同類に考えることはできません。病院で病気を治すように、専門家の指導の下で取り組むのが大切です。