2019/4/17

医療機関に行っても断酒できない方

  
 
お酒をたくさん飲んでいるのならアルコール依存症を気にしないといけません。これは言葉通りアルコールを飲みすぎてしまい依存してしまう病気です。やめられなくなってしまうと大変危険なので注意しておきましょう。
 
 
お酒をコントロールをするところができなくなってしまうので、アルコールを摂取しないといらいらや不安感を感じてしまいます。一度発症してしまうとアルコールの摂取をやめることができなくなるといったデメリットがあります。一度やめても再発する可能性もあるので注意が必要です。
 

基本的に不安感やイライラ、息切れなどを感じてしまうのならすぐに断酒や禁酒を行いましょう。自分で行うのはかなり難しい行為ですが医療機関を使うと断酒できる可能性は上がります。ちなみにアルコール依存症になると遅刻や欠勤、集中力が低下するといったデメリットが発生します。また暴力や暴言などを行うので精神が不安定になり犯罪につながる危険性もある危険な症状です。
 
 
 
日本は男女共にお酒が好きな人が多いです。楽しくお酒を飲むことは健康にも美容にも良い面があると思われていますが、毎日大量のアルコールを摂取しているとアルコール依存症になるリスクが高くなります。
 

アルコール依存症の典型的な症状は、アルコールの量が減ったときに起こる離脱症状です。手の震えやイライラ、不安感など様々な症状が出てきます。これらの症状はアルコールを飲むと一時的になくなるため、禁酒や断酒をしても離脱症状が出て元の状態に戻ってしまう人も多いです。
 

アルコール依存症が悪化すると、うつ状態がひどくなったり動悸や高血圧の症状が出てくる人もいます。中には記憶障害を起こす人もいて、家庭生活や仕事にも大きな影響を及ぼします。人間の脳はアルコールの影響を受けやすいため、アルコールを飲む場合は飲む量に注意する必要があります。
 

離脱症状が見られるようになった場合は、すでにアルコール依存症になっている可能性があるので早めに専門家に相談した方が安心です。アルコール依存症は長期間の飲酒習慣が原因で生じる生活習慣病の一種です。
 

1日に日本酒を3合程度呑む人やビールを1500ml以上飲んでいる人は、10年から20年でアルコール依存症になる可能性が高いので注意が必要です。
 
 
医療機関に相談しても断酒できない人はたくさんいます。入院してもまたスリップしてしまう理由は簡単です。アルコールの欲求を断ち切れないからです。いきなり自由の身になれば当然飲んでしまうでしょう。アルコールを断ち切るにはいつでも飲める状況で断酒しなければなりません。
 
最初は飲んで頂いて、断酒する日を決めます。これによりお酒の未練を断ち切ります。まずは1週間というように、目標を決めて断酒を行えばお酒がなくても生活できると実感できます。
 
1年という長期目標を立てることができれば断酒できます。さすがに1年経てば欲求はコントロールできるでしょう。
 
お酒をやめられないという思い込みが断酒を難しくしているのです。