2019/4/17

禁煙の後、断酒を行うと効果的です

 
 
 
 
アルコール依存症は、お酒を飲む人なら誰でも発症するリスクがあります。辛いときにお酒を飲むと心身が楽になるという人は多いでしょう。仕事の嫌なことを忘れるため、睡眠障害を解消するため、などの目的で飲んでいる人は多いです。
 
 
適度な節酒は健康増進に役立ちますが、飲み過ぎるとデメリットしかありません。お酒の依存度はタバコを超えると言われており、アルコール依存症になると大きな健康被害を招くことになります。特に動脈硬化を急速に進行させますので、早めに断酒する対策が必要になります。禁酒をするのは確かに大変かもしれませんが、健康のためには必須なことです。
 

少しずつ段階的に断酒しようと考えている人は、うまくいかないことが多いです。少しくらい飲んでもよいと安易に考えている人、禁酒を延々と先延ばししている人などは注意してください。物事を成功させるためには決意することが重要ですから、家族に対して断酒すると宣言するのもよいでしょう。
 
 
ただ急にアルコールを抜くのは難しいですから、代用できる対策を用意する必要性があります。ただしタバコに関しては百害あって一利なしですから、タバコで代用するのは得策ではありません。自分の中でアルコールに代わる何かを見つけることが重要です。
 
 タバコを吸っていると断酒することは難しいです。アルコールとニコチンのストレスを同時にコントロールすることはできません。2、3日で飲み始めてしまいます。私は断酒だけではなく、禁煙も行っています。
 
まずは禁煙から始めます。アルコールから何を逃れてもタバコの方が病気になる確率は高く、死亡率も6倍近く上回っています。
 
お酒もタバコもやめらない理由は、アルコール、ニコチンともに中枢神経に達してしまい
これらの薬物を摂取しないと苦しくなり、たとえやめても全てがつまらなく感じ、精神的にも苦しくなってしまい、やめられないのです。
 
タバコは1本でも吸えばまた苦しくなりやめられませんが、アルコールの場合は、失敗しても大量に飲まなければ次の日からやり直すことができます。
 
時間を掛けて欲求が無くなるのを待つことが大事です。