2019/5/4
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断酒には家族の協力が必要です。 |
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断酒に失敗する人に多く見られる共通点は、家族や同僚の協力者がいないことがあります。アルコールを飲むかどうかは、監視できないので、飲酒しないのは本人の自由意思が最も重要でしょう。 もちろん最終的に断酒に成功するかどうかは本人次第です。しかし、周りの人の協力の有無で断酒を継続する確率が大きく違います。ご本には言いたくないでしょう。しかし、それは全く恥ずかしいものではありません。 アルコール依存症と名乗る必要はないのです。アルコールを飲むとやめられなくなってしまうから今はやめているとい言えばいいのです。もちろん居酒屋に行く前に言っておく必要があります。 家族と同居している人の方が断酒できる成功率が高いです。断酒することによって、家族が被害に遭うのを避けたいという気持ちが芽生えるためです。そのため、断酒へ向けての気持ちがしっかりして成功に近づいて行くのです。
断酒は、止めたいと意識するよりも、お酒を飲んでいないことが幸福だとと認識してこそ継続できるのです。家族の手助け、同僚の手助けがあって初めて断酒できるのです。断酒できていれば喜びが増え、楽しいみも見つかるでしょう。なにより、日常生活がより充実したものになり、わざわざアルコールを飲んでストレスや解消を得ようとは思わなくなるのです。
断酒するためには、アルコールが有毒だと認識することです。アルコールは、がん、脳梗塞・心筋梗塞の三大成人病の発症率を高めますし、運動機能や心配能力なども低下させます。さらに金銭的な負担も大きく、百害あって一利なしです。 断酒をするにはきっかけが必要であり、それがモチベーションになります。最初のころは飲酒できない辛さを感じるでしょうが、人間の身体は優れており、次第に慣れていきます。子供のころは誰も好き好んで酒を飲まないでしょう。おそらく苦いと感じたはずです。 断酒する秘訣は欲求をいかに抑えていくかであり、これにはちょっとしたコツが必要となります。断酒プロジェクトのカウンセリングを受ければ、無理なく欲求を抑えられるでしょう。 お酒が欲しいと思うほど飲酒の欲求は強くなるもので、アルコールを飲まない方が、健康であり、幸福だと思うことが大切です。断酒に成功する人もいれば失敗する人もいますが、両者の最大の違いは考え方です。 人間は自分の頭で考えてから行動に移しますから、まずは考えから変えていく必要があります。考えが変わることで行動も変化し、それに伴う結果も違ってくるのです。
ただし無理をしすぎると失敗に終わるので、断酒を始めるまでに、猶予期間の設定を推奨しています。明日から断酒しようと決意しても難しいので、1週間は飲んでいただいてから断酒を行います。 こうすることでアルコールに対する未練を断ち切るのです。一気にやめるようにします。猶予期間を設定することで心の準備ができるので、スムーズな断酒につなげることが可能です。 断酒を根性で乗り切る方法、我慢による苦痛を伴う方法などが必要だと思うかもしれませんが、無理をする方法ほど継続しません。断酒は一日で成功するものではないので、いかに続けられるかがポイントです。
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