2019/5/29

断酒による経済的メリット

 
 
 
 
お酒を日常的に飲む習慣がある人にとって、飲酒による出費は無視することができません。お酒に使うお金を別のところに使えたら、もっと有意義な使い方ができる可能性もあります。


なので、無駄な出費を減らすことによる貯金の増加をモチベーションに、禁酒を始めてみるのも悪くないと言えるでしょう。
 

ただ、お酒を断ったからといって、それほど貯金が増えるわけではないという意見もあります。毎日外で飲み歩いている人がお酒をやめれば、1か月でも結構な金額を浮かすことができますが、宅飲みメインの人の場合、節約できる金額には限度があります。

 
ですので、お金をモチベーションに禁酒を始める場合、どの程度の節約効果があるのか、事前に試算したほうが途中でやる気を失わずに済むと言えるでしょう。また、お酒に使うお金が減っても、その心の隙間を埋めるために、甘いものをたくさん買ってしまうなど、他のところで散在してしまわないよう注意が必要です。
 


お金をモチベーションにして酒断ちをするなら、飲酒による出費を減らすためにやるのではなく、ご褒美に一定金額貯金するという形でやるほうが良いでしょう。1週間の断酒を続けられたら、断酒専用口座に3000円貯金して、あとで自由に使ってOKとするなど。自分にご褒美を与える形で、やる気を高めるほうが、楽しく長く続けやすいと言えるでしょう。

お酒をやめるには継続的な自己管理が必要になります。当方が行っている断酒カウンセリングなどもありますが、最終的には無理なく続けていけるような工夫が必要になります。

自分が少しでもやる気になり、楽しく継続できるような、自分なりの仕組みを確立して、自発的に守れるような流れを作っていくべきです。