2019/5/29

断酒に効果的な運動

 
 
 
禁酒・断酒を進める上では、運動する習慣を作るのもおすすめです。お酒を飲まなくなると時間が余るので、その時間を運動にあてることができれば健康にもなり一石二鳥です。
お酒をやめたら体重が落ちて、気づいたら痩せていたという人は多いです。お酒を日常的に飲んでいる人は、肥満体型となっているケースが多いように、飲酒という習慣自体に太る要素があるのは間違いありません。

お酒はいろいろな種類があり、太りやすさも様々ですが、どのお酒もそれなりにカロリーがあるため、たくさん飲んでいると間違いなく太ります。

加えて、お酒と相性の良い食べ物、おつまみは脂っこいものが多く、これも肥満を加速させる要因となります。お酒を飲むと平常時より味覚が鈍くなり、味の濃いものが欲しくなるので、太りやすいおつまみが美味しく感じるというわけです。

 
 
 
また、アルコールは食欲を増進させる作用もあるため、普段よりたくさん食べてしまいがちです。たくさん飲み食いした後に、しめのラーメンまで食べたくなるのは、アルコールの食欲増進作用によるところも大きいと言えるでしょう。

このように肥満を加速させるアルコールを遠ざけるわけですから、禁酒・断酒によって痩せる人が多く存在しても、無理はないと言えるでしょう。

 
 
ただ、お酒をやめるとその穴埋めとして、甘いものが食べたくなるというケースもあります。そのため、お酒はやめられても、かえって太ったという人も一定数います。

アルコールをやめることで太ってしまう人も多いですので、禁酒・断酒を実践するなら、同時並行で運動する習慣も確立するほうが良いでしょう。お酒から離れつつ、健康的な体型に向かうことが可能になります。


禁酒とともに実行する運動としてはランニングが手軽で効果が高くおすすめです。ランニングは運動用のウェアとシューズさえあれば、難しい練習などせずその日から始めることができます。

ランニングをするようになると、血行が良い状態が常時キープされるようになるため、体調が安定して良くなります。脳への血の巡りも良くなるため、頭もスッキリしやすくなるなど良いことづくめです。

 
 
30分や1時間など、毎日しっかりと走れれば飲酒によってついてしまった脂肪もどんどん落ちていくため、禁酒による体重増加も防ぐことが可能です。

なので、酒断ちで余った時間を何に使うか決めていない人は、ランニングをやってみる価値は高いと言えるでしょう。雨の日など天候不順の日でなければ、いつでも実践できる点も便利です。

ただ、ランニングをする上で注意が一点だけあります。ランニングで一定時間汗を流した後は、ビールなどお酒を非常に美味しく飲める身体コンディションが整ってしまいます。

ランニング後のお酒は通常よりさらに美味しく飲めるのですが、ここで飲んでしまっては意味がありませんので注意が必要です。ランニングによって失われた水分は、水やカロリーが無いお茶類で補給するようにするのが基本です。

 
 
 
当サイトでは、お酒をやめたい人向けの断酒カウンセリングを行っています。実際に複数の人がカウンセリングをきっかけに酒断ちに成功していますので、お酒をやめたい強い気持ちを持っている人は、ぜひ相談していただければと思います。