2019/5/29

アルコール依存症になるリスク

 
 
 
アルコール依存症は男女ともに起こります。年齢もまちまちです。昔は中年男性に多いというイメージがありましたが、近年は若い女性で依存症になるケースが増えています。

飲酒を始めてから、アルコール依存症となるまでの期間は、女性の方が短いと考えられています。それはなぜかというと、女性の方がアルコールの血中濃度が高まりやすいからです。そのため、アルコールの影響を受けやすく、アルコール依存症も発症しやすいというわけです。


飲酒を始める年齢は早ければ早いほどアルコール依存症になるリスクが高まります。極端な例でいうと、母親のお腹の中にいる時に母親がお酒を飲んで胎児がアルコールにさらされると、生まれてから子供がアルコール依存症になる危険性が増します。
 


またアルコール依存症は遺伝します。アルコール依存症の親の子供はアルコール依存症ではない親の子供と比べて高い確率で発症します。また遺伝そのものとは別に、アルコール依存症の親のふるまいが子供の精神に影響を与えることで、アルコール依存症になりやすくなるという見方もあります。
 
 


家庭環境以外でも、学校への姿勢や交友関係によってアルコール依存症のリスクを高めることがあります。特に飲酒好きの友人がいる場合はその影響で未成年飲酒をしてしまうケースが多いです。

またアルコール依存はニコチン依存と合併しやすいです。ニコチン以外では、麻薬やギャンブルへの依存と合併することもあります。

 
アルコール依存症になってしまうリスクは、やはり生活環境によるものがもっとも多いです。仕事や家庭です。
 
 
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