2019/5/29

断酒のダイエット効果

 
 
 
アルコールはメタボリックシンドロームとも関わりがあります。

メタボリックシンドロームは内臓脂肪が一定以上あり、高血圧、高脂血症、高血糖の3つのうち、2つ以上が該当する場合を指す言葉です。メタボリックシンドロームになると動脈硬化を起こしやすくなり、脳梗塞、心筋梗塞といった病気になるリスクが大きくなります。
 
 

メタボリックシンドロームの条件である内臓脂肪や高血圧、高脂血症、高血糖はいずれも生活習慣病で、飲酒も生活習慣の1つとして原因になります。たとえば、内臓脂肪はお酒に含まれるカロリーに加え、一緒に食べるつまみのカロリーによって蓄積する可能性があります。またアルコールには食欲増進作用があり、それによってつい食べ過ぎることもあるでしょう。
 


それから高脂血症は飲酒による中性脂肪増加と関わりがありますし、高血糖はカロリーの摂り過ぎに加え、アルコール性の臓器障害から起こることもあります。
 
 

お酒は近年、不況やストレス社会などの影響もあり、大量に消費されるようになっています。そのぶん、メタボリックシンドロームになる人も増えています。
 


お酒を飲み過ぎてアルコール依存症になれば、それだけメタボリックシンドロームのリスクも高まるわけです。アルコール依存症の人の中には、食事やつまみを取らずにお酒だけ飲み続ける人もいますが、それはそれで栄養失調の危険があります。

断酒や禁酒をすることはアルコール依存症の対策になるだけでなく、メタボリックシンドロームの対策にもなります。そのため、最近お酒を飲み過ぎて太り気味という方は禁酒にチャレンジしてみることをおすすめします。


断酒プロジェクトでは断酒・禁酒のお手伝いをカウンセリングでさせて頂いております。様々な方が断酒に成功されているので、お酒をやめて健康になりたい方はお試しください。