2019/5/29

アルコール依存症で事故を起こさないように断酒

 
 
 
お酒を飲んで酔った状態になると認知機能や運動機能が低下します。また気が大きくなることで、普段しないような思い切った行動もとりがちです。

そのため、酩酊時は交通事故をはじめ、凍死や転倒、吐物吸引といった多くの事故が発生するリスクが高くなります。お酒に酔えば年齢や性別に関係なく事故リスクが高まるため、お酒を飲む人は日ごろから注意する必要があります。また酩酊時の事故は加害者にも被害者にもなりえます。

そしてアルコール依存症はお酒を飲まずにはいられない状態なので、事故リスクがさらに高まることになります。そのため、酩酊時の事故リスクをなくすためにも、アルコール依存症は治すべきです。

酩酊時の事故で最も代表的なのは飲酒運転によるものです。飲酒運転での死傷事件の増加を背景に、2001年には危険運転致死傷罪の制定、2002年には道路交通法の改正、2007年には自動車運転過失致死傷罪に関する刑法改正と、法律によって厳しく飲酒運転が取り締まられるようになりました。

その甲斐もあって飲酒運転の事故件数は減ってきていますが、現在も発生し続けている交通事故での死亡事故の多くは飲酒運転によるものという状況は変わっていません。

また近年の研究では、飲酒運転には常習性があること、飲酒運転で検挙される人の多くは多量飲酒者であることといったことも明らかになってきています。

飲酒運転で事故を起こせば、自分が怪我をしたり、免許取り消しや逮捕のリスクがあることもそうですが、何の罪もない人に怪我を負わせたり、死亡させたりする可能性がある点も問題です。

そういった凄惨な事故をなくすためにも、断酒・禁酒をおすすめします。

当サイトでは断酒のカウンセリングにご対応しております。支払いはクレジットカードで可能です。