2019/5/29

アルコール依存症は家族や周囲の人にも悪影響に

 
 
アルコール依存症は家族や周囲の人にも悪影響が及びます。というのも、重度のアルコール依存症になると、本人が様々なトラブルを起こすようになるからです。

トラブルを起こせば、家族や周囲の人はその尻ぬぐいをしなければいけなくなります。お酒の購入費や仕事をしなくなることなどによる経済的な負担はもちろん、別居や離婚のリスクも高まります。子供がいれば、その子供に対して暴言・暴力による虐待を行う可能性があります。そういった環境で育った子供は心身の発達が正常に行われないことが珍しくありません。

お酒を買うお金がなくなると、家族のお金を使い込むこともあります。中には子供のお金を奪おうとするケースもあります。それだけならまだ犯罪ではありませんが、エスカレートすれば盗みや横領で捕まる可能性もあります。

また職場には無断欠勤や業務上のトラブルを起こして悪影響が及ぶ可能性があります。運転をする人であれば、飲酒運転で他者を轢いてしまう恐れもあるでしょう。

そのため、アルコール依存症の方は「自分だけの問題だ」と思わず、周囲の大切な人への影響も考えてアルコール依存症を克服するよう努力すべきです。特に孤独感からアルコールをやめられなくなる方は多いので、自分の中に閉じこもらず、家族と協力して断酒・禁酒に臨むことをおすすめします。

断酒プロジェクトもその協力者の一員としてアルコール依存症の克服を補助いたします。カウンセリングでアルコール依存症でお困りの方に寄り添ってご対応いたしますので、安心してお問い合わせください。

断酒プロジェクトの断酒はただ我慢するというものではありません。最初は我慢が必要ですが、慣れてくればアルコールに対する欲求のコントロールができるようになります。