2019/6/10

お酒を飲み続けると脳が萎縮

 
 

  アルコール依存症による影響

 
 
 
 
 
 アルコール依存症を放置すると、様々な悪影響が出ます。家族との関係、会社など仕事上の問題など数え切れないくらい問題はありますが、肉体面での悪影響をピックアップすると、最終的には脳の萎縮にたどり着くのです。
 
 
 
すでにアルコール依存症の症状が見られる人、そしてアルコール依存症ではなくても多くお酒を飲む人には、脳の萎縮の症状が見られます。脳の萎縮と聞くと認知症を思い浮かべる人も多いでしょうが、認知症はアルコールなしでも起こり得る病気です。
 
しかし、脳の萎縮を促す大量飲酒が認知症と関係しているのは事実で、認知症で施設に入所している人のおよそ3割は大量飲酒が原因と考えられるという調査結果もあるほどです。

 
 
 
お酒を飲めば飲むほどに脳の萎縮、そして認知症へと近づく恐れがあるため、自分らしく長生きするためには禁酒や断酒は欠かせません。
 
 
すでに脳の萎縮が起こっているのに禁酒や断酒をしても意味がないのではないか、そのように考えてしまう人もいらっしゃるかもしれませんが、確かに脳の状態が完全に元に戻るわけではありません。
 
 
しかし、禁酒や断酒により脳の状態はある程度は回復するケースが多く、早めにアルコール依存症の治療に取り掛かるのは非常に重要です。

 
ただし、禁酒や断酒をしてすぐに回復するわけではなく、回復に1年くらいは見込んでおかないといけないため、じっくりと取り組む必要があります。
 
 
 
脳の萎縮が進めば、アルコールを断ってもどのくらい元の状態に戻るかは未知数ですので、ぜひ禁酒や断酒を始めてください。
 
当サイトではアルコールを断つためのカウンセリングを手がけており、こちらは電話やメールだけでよいプログラムなので、ぜひチェックしてほしいと思います。