2020/1/3

断酒を継続することができれば、病気になるリスクは軽減

 
 
 
 

 アルコール依存症になってしまう背景

 
 
 
アルコール依存症は毎日多量に飲むことで引き起こされる病気です。
アルコール依存症は否認の病気と言われ、自分はアルコール依存症ではないと否定してしまうため重篤な状態になってからやめようと思ってしまいます。
 
しかしこの状態では手遅れで、強烈な飲酒欲求により、やめられなくなり死に至る最も怖い病気の一つです。
 
週一で飲んでいたアルコールが次第に増え、週2回になり、それでも足りなくなり、毎日飲むようになり、毎日の飲酒量も増えて行きます。眠れなくなり、怖くなってその恐怖感を和らげるために飲んでしまいます。睡眠時間減り、いつもイライラして、仕事にも支障を来たしてきます。
 
 
 
飲酒が習慣になり、気分が落ち込み益々、飲む量が増え、心身ともに落ち着かせるために飲み、限界を超えると、アルコールが切れた状態が保てなくなり、仕事も家庭も失ってしまいます。
 
アルコール依存症になる期間は2~3年です。次第に増えていきやめられなくなっていきます。
 
 
 
 
人によってアルコール依存症に対する気持ちはさまざまあります。
 
お酒を飲まない人からみたら愚かに見えてしまいます。お酒を飲むことにより、体にどのような影響を及ばすのか知っておかなければ断酒することが難しいでしょう。
 
お酒を飲んでいれば、警察のお世話になったり、他人はもちろん家族にも影響を及ぼしていることはご存じでしょう。
 
これを機に思い切って断酒してみましょう。お酒はまさに百害あって一利なし。毒であることに間違いなし。アルコールは、がん、糖尿病、鬱、心筋梗塞、肝硬変、腎臓病。さまざまな病気を引き起こします。
 
一生分のお酒代がいくらになるかご存じでしょうか?1日にお酒代が500円とします。
1年間で20万円近く使っているのです。10年で200万円。
 
 
もうお酒をやめられない体質、遺伝だから諦める。そんなことは関係ありません。
 
お酒を飲む量やお酒を飲んでいた期間によってアルコール依存症になるか大きく結果はことなります。アルコールに対する健康のリスクは大きく命に関わる問題です。
 
断酒を継続することができれば、病気になるリスクは軽減することができます。
 
過去を振り返ることはできますが、あなたの将来はどうするのでしょうか?アルコールという薬物を体に取り入れることは防げないでしょう。あなたが原因ではありません。
 
断酒を始めるのに遅いことはありません。カウンセリングにより断酒することはできます。
 
 
断酒を始める前に飲んでいただき、未練を断ち切ることで、断酒を成功に導くことができます。
 
1週間という目標を決めることで断酒を継続することが可能です。
 
断酒する前に苦しかったことを思い出して確認してみましょう 。 断酒による禁断症状は、眠れないことがありますが、必ず慣れてきます。
 
禁断症状は最初の1週間が一番辛く、2週間もすれば体調は回復していきます。