2020/1/22

早めに断酒を決断するほど、お酒をやめることができる

　飲酒の習慣について

　アルコール依存症にならないために是非知っておきたいのが、アルコール依存症の危険因子です。

例えば、アルコール依存症の危険因子には年齢や性別による因子があります。同じ飲酒習慣がある場合には、男性より女性のほうがアルコール依存症になりやすいといわれています。

また、若いうちから飲酒を始めた方も依存症になりやすい傾向があります。さらに、体力やアルコール処理能力が低下している高齢者の方もアルコール依存症を発症しやすいでしょう。

以上の危険因子に当てはまる場合は、くれぐれも注意しましょう。

また、遺伝や環境による危険因子も知られています。つまり、家族にアルコール依存症を発症した方がいる場合には、同じく発症する可能性が高いということです。

アルコール依存症は、飲酒という行為が習慣化することによって発症します。そのため、家族や友人などに飲酒の習慣がある環境にいると、どうしてもアルコール依存症の発症リスクが高まります。

以上のような環境に当てはまる場合も注意が必要です。

さらに、タバコ（ニコチン）依存やギャンブル依存などがあると、アルコール依存症を発症するリスクが高まるといわれています。これも危険因子の一つです。タバコやギャンブル好きな方は、お酒の飲みすぎに注意して下さい。

以上のような危険因子に当てはまらない方でも、習慣的に過度の飲酒を続けていれば依存症を発症する可能性が高まります。

危険因子を複数持っている方は特に注意すべきです。もし、お酒をやめたいと思っているなら、そう思った時がやめ時です。

早めに断酒を決断すればするほど、苦しまずにお酒をやめることができるはずです。是非、早めの決断をお薦めします。

２週間飲んでから断酒を行うので、それほど苦しくありません。