2020/2/1

アルコールの耐性によりお酒の量が増えてくる

 アルコール依存症のリスクを高める

 
 
 
 アルコール依存症の症状の1つに、耐性が挙げられます。昔はビール3杯くらいで酔っていたのに、その量では酔わないようになってしまった、このような症状のことです。
 
どうして以前の量では酔わないのか、それは耐性ができているからであり、酔うためにお酒の量が増える傾向が見られます。
 
 
 
耐性ができればアルコール依存症と診断されるわけではないものの、アルコールの耐性によりお酒の量が増えれば依存のリスクは高まりますので、非常に危険な要素です。
 
以前に飲んでいた量では酔わない、これは一般的にはお酒に強くなったと言われますが、実際には危険な徴候であると認識してください。

 
 
 
 
 お酒の量が増えれば当然ながらアルコール依存症のリスクはどんどん高まる上、この依存症のリスクを抜きにしても、体には様々な悪影響が出ます。
 
「酒は百薬の長」とも呼ばれますが、これはあくまで適量ならという但し書きがついており、ビールなら適量は500ml程度です。
 
 
 
 
実際にはお酒の強さによって個人差があるものの、種類に関わらず何杯も飲むのは体への悪影響しかありません。
 
中性脂肪、血糖値、血圧の上昇など飲み過ぎによる体への悪影響は数え切れないくらいにありますので、健康に過ごすためにはお酒の量をコントロールすることが重要です。

 
 
 
 
当然ながら、すでにアルコール依存症の状態であったり、その疑いがあるようなら適量であっても飲酒は大問題です。
 
アルコール依存症のリスクを高める、中性脂肪の数値など健康の悪化に繋がる、お酒にはこのような怖い側面があることをしっかりと認識することが第一歩と言えるでしょう。
 
 
アルコール依存症の症状が出ているなら、禁酒や断酒のために当サイトのカウンセリングをご検討ください。