2020/2/22

お酒で失敗を繰り返す人もアルコール依存症

 

 誰でもアルコール依存症になる

 
 
 
 アルコール依存症は、お酒を飲む人であれば誰もがなる可能性がある薬物依存症の一つです。
 
 
「薬物依存症」と聞くと、覚せい剤や大麻、合成麻薬などといった恐ろしい薬物を連想しますが、アルコールもその中に入るのです。
 
 
しかし、「酒は百薬の長」と言われているじゃないかと反論したい気持ちもわかります。
 
この「酒は百薬の長」というのは、少量のお酒であればリラックス効果があって良いという意味で、たくさん飲んでよいというものではありません。
 
 
お酒は大量に飲むとコントロールが効かなくなるのです。

 
 
 多量飲酒と言われる量は、ビールジョッキ3杯、ワイン580ml程度、日本酒3合、缶チューハイ350mlを3缶、焼酎ロックで3~4杯です。
 
 
この量を毎日飲んでいるとアルコール依存症になる可能性があるということです。
 
これらのお酒を多量に飲み続けると、常にお酒がないと落ち着かなくなります。お酒をやめたいと思っても、やめられなくなってしまいます。
 
毎日多量に飲んでいる人が依存症になると思いがちですが、毎日飲まなくてもたまに飲んだ時に多量に飲み、お酒で失敗を繰り返す人も依存症と言えるでしょう。
 
 
お酒で失敗というのは、人に迷惑をかける状態のことを言います。
 
例えば二日酔いで仕事に行けなくなるとか、意識をなくす、道路などどこでも構わず寝てしまうといった状態です。
 
よく、ストレスがあったからお酒を飲んだという人がいますが、そういうことではなく、ただ単にお酒を飲む習慣があるから依存症になるのです。
 
 
  断酒プロジェクトでは断酒のカウンセリングを行っております。お酒をやめられない方はご相談ください。