2020/2/22

お酒をやめたい 失敗を繰り返している人

 

 お酒の飲み方がちょっとおかしい

 
 
 
 
 自分自身、あるいは家族のお酒の飲み方がちょっとおかしいのではないかと気づいてから、専門機関などに相談するまでに約5年以上かかっているという調査結果があります。
 
お酒を飲み過ぎてトラブルを起こしても、その時はちょっと飲み過ぎただけだとか、酒癖が悪いだけだと勝手に思っている人がとても多いのです。毎日酔いつぶれるほど飲み、お酒が入っていないと手が震えたり不安感に襲われるというのは、アルコール依存症だと言えます。
 
 
 
お酒をやめたいと思っているのにやめられず同じ失敗を繰り返しているというのもそうだと言えるでしょう。

普段からお酒をよく飲む人は、家族も「あの人はただの酒飲み」と思っていることが多く、アルコール依存症だとは思っていません。
 
しかし、アルコール依存症の場合は、内臓疾患になる可能性だけでなく、交通事故や転落事故などに遭う可能性もあり、実際に事故に遭って異常に気付くことがあります。アルコール依存症は断酒するしか回復の道はありません。
 
 
 
 お酒を飲みながら治すことは無理なのです。お酒を控えれば大丈夫だろうと思いがちですが、お酒の量を控えられない、コントロールできないのが依存症です。ですから「節酒」ではなく断酒をしないことには回復できないと理解してください。
 
もし1か月間断酒できたとしても、その翌日にお酒を飲んでしまったらまた最初からやり直しになります。
 
 
最初のうちはこうして行ったり来たりしながら断酒を進めていくことになるので、家族や周囲の人の協力は不可欠です。家族や周囲を巻き込みながら、断酒を進めていくとうまくいきやすいです。
 
 
断酒プロジェクトでは断酒のカウンセリングを行っております。お気軽にご相談ください。トップページをご覧ください。