2020/2/22
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お酒の量を控えてもお酒はやめられない |
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アルコール依存症になる人は、お酒を飲む人の中でもそれほど多くないのではと思いがちですが、アルコール依存症の疑いのある人は、100万人近くいるといわれており、毎年のように増えています。 自分はお酒が好きでよく飲むが、依存症ではないと言う人がほとんどですが、実はこれが要注意なのです。 特に自分はお酒が強いと思っている人は注意が必要で、悪酔いしにくい体質の人ほどなりやすい傾向があります。アルコール依存症を放置しておくと、50歳代で命を落とすこともあります。 お酒をやめたいと思っているのにやめられないというのは、依存症になっている可能性があります。 これが典型的な症状だというのが、離脱症状です。これは体内のアルコールの量が減った時に起こるもので、イライラや手の震え、悪寒、寝汗、焦りや不安、眠れないといった症状があります。 こうした症状が出た時にお酒を飲むと治まるので、またお酒を飲んでしまう悪循環に陥ります。 これらの症状だけでなく、人によりますが胃痛や下痢、吐き気、動悸、高血圧といった症状を訴えることもあります。 さらに進行すると幻覚や幻聴、うつ状態になる人もいます。記憶障害を起こす人もおり、こうなると日常生活に支障が出てしまいます。 アルコール依存症が原因で仕事を失ったり家庭が崩壊したりすることもあるので、こうなる前に断酒をしていくことを考えなければいけません。 アルコール依存症の回復には、断酒は必須となります。お酒の量を控えるだけではアルコールはやめられないのです。 断酒プロジェクトでは、お酒をやめるためのカウンセリングを行っております。ぜひ参考にしてください。ご覧頂きありがとうございます。 |
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