2020/2/26

アルコールの致死量は500mg/dL

 

  急性アルコール中毒となり死亡に至ることも多くある

 
 
 
  アルコールは中枢神経や循環器、消化器系や内分泌系などに作用し、様々な影響を及ぼします。
 
適量であれば気分をリラックスさせ活発になります。コミュニケーションの手段として広く用いられていますし、循環器や消化器の働きにもよい影響を与えることがわかっています。
 

 ただし、量が多すぎると逆に運動機能や思考能力を落としますし、余りに大量に飲んでしまうと意識混濁から昏睡状態、いわゆる急性アルコール中毒となり死亡に至ることも多くあります。
 
 個人的な差がありますが、一般的にはアルコールの血中濃度50mg/dLで精神的なリラックスや健康などへのプラス効果が最も大きいと言われています。逆に150mg/dL以上では運動機能や思考能力はマイナスとなり、濃度が増すとともにだんだんと麻痺して行き、酩酊状態となります。
 
 アルコールの致死量は500mg/dLだそうです。

 
 
 
 酒は用量を守って飲んでいれば、よいことはあっても悪いことはありません。酩酊状態が気持ちいいのでつい飲みすぎてしまい、周りに迷惑を掛けてしまうことが多くなってしまうのです。
 

そして「お酒をやめたい」と思っても止められなくなる状態がアルコール依存症です。
なおアルコールは肝臓等で最終的に水と炭酸ガスに分解されますが、その中間物のアルデヒドは身体には毒で「二日酔い」を引き起こしてしまいます。
 
 
 
 またアルコールは肝臓に負担を掛けるため、過度の飲酒を長期に続けると、お金や周りへの迷惑だけではなく肝機能障害や肝硬変等、取り返しのつかない健康被害を及ぼします。

いずれにしろアルコールは飲み方次第で、「百薬の長」とも呼ばれ、「命を削る鉋」とも呼ばれるのです。
 
 
 
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