2020/3/15
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お酒をやめたあとの離脱症状 |
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お酒をやめたいのにやめられずに苦しんでいる人は珍しくはありませんが、この断酒の失敗の大きな要因が離脱症状です。 離脱症状とはアルコール依存症特有の言葉ではなく、薬を断つ時などにも起こり得るものです。 覚醒剤などの違法な薬で有名人が逮捕された際など、禁断症状というフレーズが使われることがありますが、この禁断症状とは離脱症状と同じ意味と考えてください。 禁断症状と聞くと違法な薬を思い浮かべるかもしれませんが、タバコや薬局で処方される薬、そしてアルコールでも離脱症状は起こります。 薬やアルコールなど体内に取り入れるものに依存している場合、それがなくなることで体には様々な不調が現れるのです。 この様々な不調が離脱症状であり、アルコール依存症のイメージとして有名なお酒を飲まないと手が震える状態も離脱症状です。 何に依存しているかによって症状は変わるのですが、アルコール依存症の場合は全身の震えに加えて吐き気、イライラするなど身体的、精神的な症状が出ます。 中には、幻聴や幻覚といった症状が出る人もいるので、お酒をやめたい人にとって離脱症状は非常に厄介な敵と言っても過言ではありません。鬱になってしまうこともあるのです。 断酒を決意したのに、離脱症状から逃れるためにアルコールに手を出す、これは定番の挫折パターンです。 離脱症状自体はお酒を絶ってから長くても数日程度で収まりますが、長期に渡って不安が持続することもあり、このような症状との向き合い方は断酒で非常に大事なポイントです。 離脱症状を克服するには、お酒をやめることを我慢と考えると苦しくなります。まるで一生刑務所に入っているような気持になるでしょう。お酒をやめるのは我慢ではありません。我慢ではなく毒を飲まない方が楽なのです。断酒とは健康になり幸福になるために行うものです。続きはこちら・・・・ |
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