2020/3/20
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お酒の量を減らしながら断酒 |
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お酒をやめるにはお酒を飲まないと決意することが大切です。 しかし、それには大きな不安と孤独が起こってくるでしょう。この先ずっとお酒を飲まずに生活をすることは苦しいと感じてきます。「お酒ぐらい飲んでもいいだろう、寂しい」と思ってしまうのがアルコール依存症という病気の始まりです。
まず、断酒をするときは「この先ずっと断酒、生涯飲まない」と思うことがあるでしょう。このような考え方ではすぐに挫折してしまいます。 短期的な目標を決めてから断酒することです。長期的な目標を最初から持つと、途中で死ぬほど飲みたくなります。 断酒は我慢大会ではないのです。断酒に失敗すると落ち込んでしまいますが、失敗はつきものです。
「とりあえず1週間断酒に挑戦してみよう」という気持ちで気楽に実施しましょう。断酒はだれでもいきなり成功するものではありません。 お酒の量を減らしながら断酒することは断酒の訓練と同じ働きがあります。苦しみからの解放こそが断酒の成功のカギといえるでしょう。ゴールは短期的に決めましょう。
断酒をするときによくあることがお酒をやめたことによる禁断症状です。ストレスがたまり、不安になり、夜も眠れなくなります。飲みたい気持ちが長く続き、1週間は苦しいでしょう。お酒を飲んだ方が逆にストレスがなくなって、健康に良いと思い始めるでしょう。
ご存じない方はたくさんおられますがアルコールは多くのストレスが溜まります。禁断症状はお酒を飲めば収まりますが、飲んでしまえばまた同じことの繰り返しとなるでしょう。 もちろん断酒は苦しいです。しかしこれが、よくなるために必要な経過なのです。 断酒したときに飲みたい気持ちが強くなるのは「健康になるための断酒」よくなっていくための経過だと思いましょう。 断酒プロジェクトでは、お酒をやめたい人のために断酒のカウンセリングを行っております。お酒をやめたい人はご覧ください。
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