2020/4/29

お酒を飲みすぎと思ったら早めに対応すること

 
 

 メンタルにおいてもアルコールは悪影響

 
 
 
 友達や家族から、「お酒の飲みすぎ!」と注意されたり、仕事中でもお酒を飲みたいと思ったり、体調が悪くてもお酒を飲みたいと思うようであれば、アルコール依存症かもしれません。
 
 
 
 アルコールはタバコなどと同じで、とても依存しやすい食品であり、また長期間摂取することで、脳や体に悪影響を及ぼす可能性が高いです。
 
 
 例えば肝炎や膵炎などの疾患、消化器系のがん、生活習慣病を引き起こすとされており、また世界保健機関は、アルコール依存症になると60以上の病気や外傷を引き起こすと発表しています。
 
 
 メンタルにおいてもアルコールは悪影響を及ぼすことが分かっており、例えば、うつ病やパニック障害などの精神障害も、アルコール依存症によって引き起こされる可能性が高いです。
 
 
 これほどアルコール依存症は悪い影響を及ぼすことが分かっているのにも関わらず、多くの人は、自分が依存症であることに気が付いていないのが現状です。

 

 

 アルコール依存症の治療は、まず自分が依存症である、或いはその傾向にあることを認識することから始まります。

 

 その後、お酒をやめたいと思っていても、自力では中々克服することができませんので、カウンセリングを受けるなどして、少しずつでもお酒を飲まない生活を習慣化していくことが大切です。

 

 

 早期に治療に当たると、アルコール依存症からの回復が早いことが分かっています。依存症がひどくなると、家族や会社などに迷惑をかけて、人間関係や社会的信用を失うリスクが高まります。

 

 自分はお酒を飲みすぎかなと思ったら、早めに対応を取るようにしてください。

 
 
 
 
 

 アルコール依存症になる方は今もたくさんいる

 
 
 
 
 アルコールは、ある意味で辛い事を忘れる事はできますが、あまりにお酒に頼る事が多くなるとアルコール依存症となってしまっていつもお酒を飲んで酔った状態でいないと
禁断症状が出るようになってしまい周囲に迷惑をかけてしまうというのが当たり前になってしまいます。

 
 精神の安定のためにアルコールに逃げてしまってアルコール依存症になる人は今もたくさんの方がいますが、今でもクリニックに行ってアルコール依存症の治療を受けずにアルコールに溺れている人もいます。
 
 
 アルコール依存症になる方は今もたくさんいます。また、一部でアルコールが体に悪いという風に思うようになってきた事もアルコール依存症になる人が昔よりは減っている要因となっています。
 
 
 しかし、飲む人が減ってもアルコール依存症になってしまう人は減っていないのです。
苦しんでいるのは、あなただけではありません。
 
 

 特にアルコールを体内分解できない体質の人もいる事が理解されるようになり、アルコール依存症の理解は深まっています。