アルコール依存症は治療で治すことができる

　いくら断酒が成功したからと言っても脳がアルコールの限界を超えて飲んでいたことを覚えているので、ふとした拍子にすぐにぶり返してしまう可能性のある恐ろしい依存症、もはや病気なのです。

　飲み過ぎにより引き起こされる体の健康への損失は計り知れないばかりか、お酒も無料ではありませんので、金銭的にも困窮し、それでもツケや支払いを家族に依存しそれでも飲んでしまうという恐ろしい側面もあります。

　本人のストレスからきている飲酒習慣というものが大きい依存症なので、治療となるとかなりの根気が必要です。

ホルモンなどの関係で女性が男性より半分の量と期間で依存症になるということも報告されています。

　カウンセリングや治療を受け、アルコール依存症から立ち直るというのは自分一人の並到底の努力ではできないので、家族や配偶者の協力が必要ですが、体の震えや幻覚などの離脱症状などに苛まれ、再度アルコールに手を伸ばしてしまうというケースもあります。

　しかし早めに治療の専門機関に相談することで、快方に向かう糸口があるので、一人で抱え込まないことが大切です。