2020/5/29

最近飲酒量が増えてきたと感じたら・・・

 

 

 

 皆さんが普段何気なく飲まれているアルコールではありますが、ほどほどにしておかなければ様々な身体への影響が現れてしまいます。

 

 しかもこれがアルコール依存症などによってアルコールが手放せなくなってしまった場合にはなおさら大変です。

 アルコール依存症になってしまった際、またアルコール依存症ではなくともアルコールを飲みすぎてしまうとどのような身体の影響を与えてしまうのかと言うことについて考えていきましょう。

 
 まずアルコールの飲み過ぎで記憶力や判断力の低下を引き起こすことがあります。長期的に続いてしまうことで認知症や痴呆の原因にもなってしまうのです。
 
 
 また長期にわたる大量の飲酒によって主に肝臓に対してダメージを大きく与えてしまいます。
 
 具体的にどのような肝臓の症状を引き起こしてしまうかと言うことについてですが、脂肪肝や肝硬変などが挙げられます。
 
 また糖尿病や脂質異常症、高血圧などの生活習慣病をも患ってしまい良くありません。ですからアルコールを飲むことはほどほどにし、アルコール以外の飲み物を飲んだりアルコール以外のものを愉しむと言うことも行ってあげることが出来れば、アルコール依存症による様々な症状から身体を解放してあげることが出来るのです。

 

 

 最近飲酒量が増えてきたと感じたら、アルコール依存症を疑ったほうが良いでしょう。アルコール依存症は、早く気が付くことで、早期回復に導くことができる病気です。

 

 アルコール依存症が進んでしまうと、お酒をやめたいと思っていても、手遅れになってしまうケースが後を絶ちません。早めに自分の状態を確認することが大切なのです。

 

 そうは言っても、病院などの専門機関に行くのが嫌だと思うのであれば、チェックシート(AUDIT)で、自分がアルコール依存症かどうかを確認してみてはどうでしょうか。

 

 ネット上では、アルコール依存症かどうかを簡単に確認できるチェックシートが掲載されています。

 

 飲酒の頻度や、量などを選択肢から選ぶだけで、自分の状態を把握できますから、ぜひ利用してみてください。

 

 AUDITと呼ばれるこちらのチェックシートは、世界保健機関(WHO)が作成したもので、日本だけでなく、世界中で、アルコール依存症かどうかをチェックするために使われています。

 それだけ、世界中では、アルコール依存症の恐ろしさが認識されており、世界各国では対策を講じようとしているのです。

 

 もし、こちらのチェックシートで、アルコール依存症の疑いがあるという結果が出てきたら、早めに誰かに相談してみてください。

 

 自力でお酒と「さようなら」するように、気持ちを切り替えるように導いていくことが、自分の人生を守っていく上で、何よりも大切です。

 

 本来、幸せな気分になるためにお酒という毒は必要ないのですから、毒と縁を切って、新たな生活を手に入れてください。