2020/11/15

お酒を飲まないとストレスが解消できない

 

 アルコール依存症になってしまう理由

 
 
 
 
 アルコール依存症になってしまう理由は、アルコールが薬物だからです。薬物だと分からずに飲んで行ってしまうのです。一番の大きな理由は、好きだからでしょう。少しずつ飲んで行き飲酒が習慣化していきます。量が増えていきやめられなくなってしまう。
 
 
 
 お酒飲んでいるといつもストレスが溜まり、お酒を飲まないとストレスを解消できない。夜は良く眠れなくなるので当然でしょう。アルコールによる洗脳の始まりです。いつもストレス状態か、逆に鬱状態かそれを解消するために飲んでしまう。最後はどんなに飲んで酔っ払わず、酔うころには記憶がなくなり、仕事にも行けなくなってしまいます。
 
 
 
 断酒すると余計に量が増えて飲みたくなっていき、前よりも増えてしまう。違いはただ一つ。缶ビール1本で酔うか、ウイスキー1本で酔うか。
 
 
 
 
 少しずつ、少しずつ増えていき、やめられない自分が嫌になってさらに飲んでしまうのです。強烈な飲みたい欲求が出て来てアルコール依存症になってしまいます。境界線はありません。缶ビール2本でもやめられない人がいるのです。ビール2本でも我慢できる人はアルコール依存症ではありませんが、無理やり我慢している人がアルコール依存症なのです。
 
 
 
 中途半端な断酒は返って断酒を難しくします。限界が来て飲んでしまいます。アルコールが薬物たる由縁は、極端なところです。毎日飲む人と、月に1回しか飲まない人。毎日飲んでもアルコール依存症にならない人は、ギリギリで我慢しているのです。
 
 
 
 月に1回の人は我慢できるから飲んでいないだけです。我慢している時点で薬物なのです。
 
 
 
 もう一つは、ストレスを感じやすい方です。嫌な上司に嫌味を言われパワハラを受けてそれを解消するために飲んでしまう方。家庭環境やプライベートなどで嫌なことがあったとき。鬱状態になりアルコール依存症になってします。
 
 
 
 人が精神的に弱くなったとき何にすがるのか?私なら神にすがります。あなたはアルコールにすがってしまう。何もやることがない、苦しい、嫌なことがあった。アルコールに洗脳されてしまう。つまり宗教みたいなものです。
 
 人が弱くなったとき立ち直るきっかけになるのです。精神的に苦しいときは誰にでもあります。しかし、アルコールは違います。一時的に頭の神経を麻痺させているだけです。気持ち良くなり、飲んでいないときがつまらなくなり、飲むことしか考えられず、鬱状態を解消するためにまた飲んでしまう。
 
 
 
 薬物というものは人の弱みに付け込んでくるものなのです。アルコールを飲んでいない私も生きて行くのに苦しいと感じていますが、お酒をやめられないあなたはなおさらに苦しいはずです。精神的に追いむ成分が入っていてやめられないのです。
 
 
 
 断酒をしていれば一生幸福でいられるのです。お酒がやめられないのは薬物だからですが、断酒しても不幸なのはお酒が原因ではありません。
 
 不幸だと感じているなら幸福になるだけです。あなたの価値は自分で決めるものです。お酒をやめられたらあなたは何も怖いものはないでしょう。自分だけ幸福になりたいと思っていればお酒はやめられないでしょう。断酒することによって、あなたは成長できるのです。断酒はどんな宗教よりも幸福になれるのです。
 
 
 

 飲酒をコントロールするには

 
 
 
 あなたは、好きでアルコール依存症になったのでしょうか?100%不可抗力です。お酒が好きでアルコール依存症になる人はいません。全て精神的なものです。仕方なくアルコール依存症になった。お酒が好きならコントロールできるものです。二日酔いになれば飲まないでいられます。
 
 
 アルコール依存症になってしまう人は飲んでも飲んでもプレッシャーが軽減できず、最後は24時間飲み続けてしまいます。耐性が付くので、量が増えていくのは当たり前です。感覚がわからないままアルコール依存症に。アルコール依存症になってしまう人は不可抗力で依存症に。
 
 
 しかしお酒をやめることは不可抗力でしょうか?不可抗力ではありません。覚せい剤の常習者、刑務所にお勤めの方でもやめられます。目標を決めることで楽になったと実感できるからです。
 
 断酒の方法だけわかっても意味がないからです。難しいと思いますが仮に3ヵ月断酒できたとしても、お酒を飲めば楽になれるという気持ちは一生付いて参ります。疲れ、ストレスが溜まったとき、精神的に不安になったとき、相談できる人がおらず、我慢している理由がわからず、飲まないでいられるでしょうか? 
 
 
 お酒の量を減らすときは時間を決めます。炭酸のジュース500ミリ飲んだあと22時から飲めば量を減らすことができます。朝から我慢できない人は時間を開けます。一旦飲んでから5時間おきに飲むと減らせます。炭酸のジュースと交互に飲みます。この生活を2週間耐えられますか? 
 
 
 必ず、お酒の量を減らし、2週間飲む必要があります。禁煙も行います。誰であろうと例外はありません。断酒する前、断酒後の体調の変化など報告すると断酒の効果があると分かるのです。苦しいのは最初の1週間だけです。意志の強さで勝負するのではなく、お酒を飲まない幸福感で勝負するのです。
 
 
  薬や入院は刑務所と同じで、退院すればお酒を飲んでしまうでしょう。強制的に意志の強さで勝負しても勝てません。北風と太陽の物語をご存じでしょうか。無理やり着ているものをはがそうとしても不可能です。しかし、太陽のように自ら進んでお酒をやめていけば飲まないようになるのです。
 
 
 
 飲酒は、覚せい剤を打っているのと同じです。美味いから飲んでいるのではなく、酔っぱらいたいから飲んでいるのです。ノンアルコールのワイン、日本酒、缶酎ハイ、ウイスキーを飲んでみてください。不味くて飲めません。アルコールが入っているからどんなに不味くても飲めるのです。酔っぱらいをよく見てください。薬物をやっているジャンキーそのものです。あなたまで、愚かになる必要はありません。お酒は人を不幸にしてしまう薬物なのです。