2020/12/2
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お酒がやめられなくなる理由 |
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毎日多量にアルコールを摂取すると依存状態になります。アルコールは薬物であるという認識がないので、加減がわからずたくさん飲んでしまうのです。日々のストレスを緩和するという名目て飲んでいき、いつの間にかやめられなくなっているというものです。 誰も好き好んでアルコール依存症になるのではありません。いつでもやめられるという軽い感覚でいくと、お酒がとまらなくなります。 脳では何が起こっているのかとういうと、アルコールが精神安定剤の役目を果たすようになります、精神を司るドーパミンやアセチルコリンが上手く分泌されず、お酒を飲まなければいつも苦しいという状態になるのです。 タバコがやめられないのと全く同じ理由でやめられなくなるのです。怖いのは確実に致死量があるというところです。 お酒は飲まない方が健康的で幸せにもなります。しかし、それよりもアルコール依存症の患者がお酒を選んでしまうのにはそれぞれ精神的な理由があります。 まず、お酒はその時限りでも精神を安定させてくれます。アルコールを摂取している瞬間は、気分も良くなり、より楽しい気分になる事もできます。もちろん次の日には二日酔いなどで気分も悪くなれば、精神的にも暗くなり、体のだるさから起き上がれない人もいます。 しかし、アルコール依存症の患者にとっては、お酒を飲んだ瞬間の気持ち良さが忘れられないので、どんなに禁酒、断酒をしていても、その気持ちをさを思い出してしまい、我慢しきれなくなると、ついアルコールに手を出してしまいます。 次に、アルコールは、飲んでその場で気持ち良さを味わえるのと共に、酔った事で現実逃避をする事ができます。 日頃のストレスなどからお酒を飲み始め、現実離れに慣れてしまった人達は、ストレスで日常生活にお酒無しでいる事に耐えられず、つい現実から抜け出したくなります。禁酒は大事だと分かっていても、精神面が健康よりも現実逃避に行ってしまうと、つい手を出してしまい、また抜け出せなくなってしまいます。 お酒を飲んだら嫌な事を全て忘れられると思えば、お酒はアルコール依存症患者にとっては最高の安定剤になります。 その他、禁酒、断酒をしようと決める人の多くは、今すぐ完全にやめると決めつけてしまいます。しかし、今までアルコール依存していた人が明日から突然やめると言うことはほとんど不可能です。 そのため、間違った禁酒法をしてしまった人達が、数日、または数週間完全に禁酒しますが、耐えられなくなり、もう一度お酒に手を出してしまいます。そして今までお酒を飲んでいた理由が全てフラッシュバックし、再びアルコール依存となってしまいます。 更に、禁酒を決めた人に対して、周りに飲酒を続ける人や、飲み会に誘って来る人がいると辞めにくくなります。 本人は自分の健康などを考え、禁酒しようと考えても、周りに飲酒する人が多ければ、最初は辞めていたり、または辞めようと考えている人がいても、精神的に流されてしまい、どうしても辞められなくなってしまいます。 この様に、世の中にはお酒を辞める必要が無いと思い、辞めない人もいますが、どうしても辞めたいんと思っているのに辞められない人は、精神面でどこかお酒に助けられていた部分を忘れられていないため、最終的にまたお酒に手を出してしまいます。
お酒をやめるには、いつでも飲める状態で断酒する必要があります。薬を使ったり、入院しても退院したあと飲んでしまうでしょう。 お酒の量を減らし、一気にやめていく必要があります。目標を決めてとりあえずやめてみるというイメージが必要です。 3ヵ月程度で十分です。これだけ開ければ飲酒欲求に負けることはありません。 |
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