2021/2/12

無理やりお酒をやめた後の気持ちの変化

 
 

 無理やりお酒をやめた後の気持ち

 
 
 お酒が呑みたくなるときは、気分が落ち込んだとき、何をしても上手くいかないとき、疲れたとき。楽しいとき、暇なとき、帰宅後、食事前、寝る前、お酒が切れたとき。
 
 
 
 つまりいつでも呑みたくなるのがアルコールというものです。お酒をコントロールできる人はもともと少ししか呑んでいなくてすぐに酔っぱらうことができます。少ない量だからお酒をブロックできるのです。とは言っても呑みたくなることは事実です。
 
 
 ただ多いか少ないかの違いしかない。呑んでいないときは我慢しているいて、だれでも呑みたくなる。お酒が呑める人なら誰でもいつも呑みたいと思ってしまうのです。お酒をやめられない理由は、量が多いただこれだけです。一旦アルコールを断ち切り、飲酒の欲求が収まるまで待つことが大切です。カウンセリングを受けて3ヵ月断酒できれば、気持ちは落ち込まずに目標を持って断酒できます。
 
 
 お酒が飲みたくなる理由は、体にアルコールが無くなったことによる喪失感です。精神的に不安になり、落ち着かなくなり、ストレスが溜まり、夜の眠りも浅くなり、疲れがたまり、また飲みたくなるのです。アルコール依存症は、脳に異常がきたしてやめられなくなっていく病気です。意志は関係ありません。
 
 
 
 ある程度の量と飲んでいる何年かの時間に達すれば滑り落ちていくように止められなくなってしまいます。アルコール依存症になってしまうと、普段の生活が難しくなってしまうことを言います。昼間から強い欲求が起こります。うつ状態になり元気がなくなってしまうのです。
 
 
 
 手の震えや精神的な不安。何をやっても上手くいなかない。お酒に洗脳された状態です。アルコールがなければ物事を上手く解決できなくなり、最後は飲んでも何もできなくなってしまいます。アルコール依存症と多量の飲酒との違いはありません。毎日飲んでいれば夕方から飲酒欲求が起きて、今度は朝から飲みたくなります。
 
 
 
 アルコールを体に入れた瞬間、平穏な 気持ちになり、次の一杯となっていきます。頭の痛さ、気持ち悪さ、不安な気持ち、ストレス、全てなくなります。これは当たり前です。whiskyがなかったらどうしよう。
 
 
 
  まだ健康診断に異常がないから大丈夫だろうと思っていないでしょうか?これが最も危険なのです。病気になってからだと返って不安になってしまいやめられないのです。
そうなる前に相談してほしいのです。
 
 
 アルコールをやめるには、目標を決めて断酒することが大事です。いきなり一生断酒しようとするから2週間しか持たないのです。ある程度飲んでもらって、一気にやめます。欲求をコントロールしながら、欲求が無くなるのを待つのが私の断酒のカウンセリングです。
 
 
 
 
 
 

 断酒した後の気持ち

 
 
 
 1 、血圧が元に戻る
 
お酒をやめると、高血圧の方は、血圧が下がってきます。
 
 
 
 
 
  2、ダイエット効果
 
 お酒を飲む人とお酒を呑まない人では食事の量が全く違います。これはアルコールによって食欲が増してしまうからです。胃や腸、肝臓に負担が掛からず、体が軽くなり、疲れにくい体にになります。お腹を壊すことがなくなる。アルコールにより水分を消化吸収しにくくなります。
 
 
 
 
 
 3 頭がクリアになる
 
 お酒をやめると、目が覚めたように頭が冴えて、仕事がはかどります。
 
 
 
 
 
 
 4、よく眠れる
 
 お酒をやめたときは、朝起きたときすっきりしています。お酒を呑むとよく眠れるといいますが、それは最初だけです。体に入ったアルコールを分解しなければならないので、頭が覚醒してしまいよく眠れません。 しかしお酒を呑まないことで、頭も体も睡眠モードになり朝起きたときは全く違います。疲れがとれてきます。
 
 
 
 
 
 
 
  5、肝機能が改善
  
 病気にならない。お酒をやめることで、免疫力が高まり、病気になりにくくなります。
 
 
 
 
 
 
 6、肌や髪の毛につやが出てくる。
 
 アルコールには利尿作用があり、摂取し続けることで脱水症状になります。体に蓄積されるべき栄養素がアルコールによってすべて分解され、流されてしまうためです。体に毒をいれているので、見た目以上にダメージは深刻です。
 
 
 
 
  7、むくみが減る。
 
アルコールによって水分を保とうとしてしまうためむくみがなくなり、断酒することによって、顔や体がすっきりしてきます。
 
 
 
  8、精神面の回復。
 
 
 断酒すると、常にいらいら感や不安やうつなど改善できる。前向きになれる。つねに落ち着いていられる。ストレスがなくなる。