2021/5/21

断酒開始から成功までの道のり

 
 

断酒開始から成功までの道のり

 
 
 
 
 
 断酒を決意したら、その決意を実行するための準備を始めます。 いきなり断酒をすると失敗のリスクが高まります。まずは、お酒を飲みながら1~2週間の準備期間を設けたうえで、下記のことを参考に して断酒開始日を決めましょう。
 
 
 
 ①  平日ではなく、あまりストレスがなく、土日祝などの夜飲んでから断酒を始める時間を決める。
 
 
 ②  タバコを吸うとスリップするリスクが高まるため、忘年会や新年会、歓送迎会など、お酒を飲むことが多い時期は避けたほうが良い。
 
 
 ③  あなたや家族の誕生日、結婚記念日、年始めなど、あなたにとって特別な意味のある日に断酒を開始する。
 
 
 
 お酒をやめるためには、「断酒の理由」を明確にすることが大切です。 まず、あなたが断酒をする理由を考え、そのうち特に重要だと思うものを選んでおいてください。断酒する理由をあらためて確認することによって、あなたの断酒に対する意欲は高まっていきます。
 
 断酒中に自分自身を励ますための「ごほうびプラン」を 前もって考えておきましょう。たとえば、1週間断酒に成功したら好きな本やCDを買う、2週間断酒した ら映画やコンサートに行く、レストランで食事をする、1ヵ月断酒が続いたら旅行に出かけるなど、頑張っている自分 をほめてあげる楽しい計画を立ててみると効果的です。
 
 
 
 

断酒後の生活

 
 
 
 お酒をやめるには、その後どう過ごすのか考えておく必要があるでしょう。しかし、アルコール依存症になってしまうと、お酒をやめたいと思ってもそう簡単にやめることはできないことが現状です。
 
 

   お酒以外の楽しみを見つける
 
 断酒に成功した後は、楽しみを見つけることが大切です。お酒を飲むだけで空いている時間を全てに費やして過ごすことになりますが、お酒をやめた後は、何もやることがなくなってしまいます。これでは再び飲みたくなるでしょう。生活をやめてスポーツを始めたり、料理を始めたりといった具合にお酒を飲んでいた時間を他の趣味に使うという風に全く別の楽しみを見つけることでお酒をやめる事も可能になります。
 
 
 
 
   節約を意識するようにする
 
 お酒をやめる大きな動機になるのが節約のためにお酒をやめるというのがあります。確かにお酒がかなり好きな人が節約を意識するだけではお酒をやめるのは難しいかもしれないですが、お酒をやめてお酒を購入する金額が丸々浮くようになると年間でかなりの金額になります。お酒で使ってきた分のお金をしっかり貯金してどのくらい貯金できたかを確認することでお酒をやめる事もそこまで難しくなくなります。
 
 
 
 
 
   自分の容姿を気にする

 お酒をやめる時に以外と効果があるのが自分の容姿と向き合うというものです。なぜなら、お酒が好きでいつも飲んでいるような人はお酒のせいで太っている傾向にあって、また中年太りも仕方ないと思っている事が多いからですが、そのような人がしっかり今の自分の容姿と向き合う事で痩せないといけないという危機感を持ってお酒をやめる事もできるようになります。
 
 
 
   アウトドア派になる
 
 お酒をやめるために有効な方法としてあるのがインドア派ではなくアウトドア派になるというのがあります。インドアだと家にこもってお酒を飲む事が多くなりがちでも、アウトドアになれば外に出る機会が増えてお酒を飲む機会がなくなって自然とお酒を飲む事がなくなります。インドアの生活からアウトドアの生活に変えるのもお酒をやめるための有効な手段となります。
 
 
 
 

まとめ

 
 
 お酒をやめる前には確実に断酒できるように準備しておき、断酒後の生活も改めなければならないでしょう。断酒は準備期間が一番重要です。お酒をやめて体が回復してくることを感じて、断酒が苦しいものから楽しいものだと気付いて初めてやめられるものです。