2021/6/16

アルコール依存症末期とはどのような状態か
 
 

　　アルコール依存症末期とはどのような状態か

 
 
 
　アルコール依存症と聞くとお酒をやめられないくらいのイメージが持たれがちですが、アルコール依存症には初期と中期と末期があり末期の状態になるともうお酒を飲むのが好きというレベルではなくもうまともに生活ができない状態になっています。
 
 
 
　　　　お酒を飲む以外の事ができなくなってしまう
 
　同じアルコール依存症でもアルコール依存症末期になるとお酒を飲む以外の事が全くできなくなります。末期になるまではまだお酒を飲む以外の事もできるのですが、アルコール依存症の末期になるとお酒を飲んで寝るというだけの生活になっていきます。つまり、アルコール依存症末期になるともう社会生活を営むのは不可能になってきます。
 
 
 
 
　　　　
　　　　食べる事もできなくなる
 
　アルコール依存症末期になるとお酒を飲むだけの生活になっても最初のうちはまだずっとお酒を飲み続けていても食事もまだできます。それからさらに症状が進行してしまうと食事も受け付けなくなってしまいます。それでもまだしばらくはお酒を飲み続ける事はできます。しばらくの間だけでえそのうち食事だけでなくお酒も飲めなくなります。これで完全に生きていく事も不可能になるのがアルコール依存症末期の症状です。
 
 


　　　　人生を完全に諦めるようになる
 
　アルコール依存症の末期にまでなってしまうとその心理状態もかなり変化が出てきます
アルコール依存症の初期の時期はそこまで悲観的な心理状態になっていなかった人もアルコール依存症末期になると自分でもお酒を飲めない体になっている事も分かっているのですが、もう今更お酒を飲むのをやめる気になれないと完全に自暴自棄になります。やはりアルコール依存症末期になるともうお酒を普通に飲めなくなっており自分の体に異常が起きている事に気づくからです。
 
　それでもう助からないという気持ちとすでにアルコールで家族も仕事も失った状態になっている事もあって人生を諦めるという心境になっています。もうお酒を受け付けなくなっていても飲み続けやがて完全に飲めなくなるまでアルコールを飲み続けるのがアルコール依存症末期です。
 
 
 
 
　　　　まとめ
 
　完全にお酒が飲めない状態になるまで体が欲するままにお酒を飲み続けるのですが、その時の心理はもう何をやってもダメだと思っているので、飲めなくなるまで飲んで後はもうどうにでもなれといった感じになっており病院にいても体が受け付けなくなるギリギリまでお酒を飲もうとします。最後は命まで失ってしまうのです。