2021/6/18
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多量飲酒による病気のリスク |
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これらの臓器の病気というのは、自覚症状が無いものが多く自覚症状が無いまま進行していきます。定期検診などで早期発見、早期治療が必要になっていきます。しかし、現代社会においては、定期的に定期検診やしっかりとした人間ドック、もしくは治療を受けるのが難しくなっています。 例えば、仕事で空き時間を作れない方や子育てであったり、両親の介護をしていればそのような時間はとれないでしょう。また、大学生などの若い人は、定期検診や人間ドックなどの高額なお金を払うのは難しいと思われます。そうした場合に、多量飲酒を止めることで抑えることが出来るリスクであるのに対して、わざわざ多量飲酒することでこのような多大なリスクを背負い込むというのは、理にかなっていない選択であると言わざるをえないでしょう。
現代社会では若年層の認知症が社会問題になっています。それはスマートフォンやゲームなどの普段の生活の変化もあると思いますが、アルコールの摂取も原因の1つになっています。アルコール性認知症とは、アルコールの過剰摂取することで生じる認知症です。アルコールの過剰摂取により脳梗塞やビタミンB1欠乏による栄養障害が起こる事が気になっているといわれています。
お酒を嗜んでる方で、このような事が起きたことが起きたことがある場合は、要注意です。このようなハッキリとした障害が出ていなかったとしても多量飲酒によって脳が縮小してしまうことがわかっています。また、このアルコール性認知症のこわいところは、他の病気とは異なり、生活や食事の改善をしていく事しかできなく、特効薬のようなものが未だ存在してないところです。 多量飲酒をしないということだけで、人生において障害になるような病気リスクを避けることができます。お酒は依存性があります。軽い段階で制限をする事ができなくては、知らないうちに病気リスクを背負ってしまったり、依存状態になってしまう事でしょう。 |
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