2022/8/30
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再飲酒防止を目的としている薬 |
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アルコール依存症を治療するための基本は通院、自助努力ですが、さらに補うものとして薬を使った薬物療法があります。薬物療法は再飲酒防止を目的としていて、日本で処方される薬には主に2種類、3薬剤あります。
しかしこの薬は誰でも利用できるわけではなく、心臓、肝臓の機能が低下している人や妊婦さんには使用することができません。またアルコールを微量でも含んでいる食べ物や飲み物、例えばお酒の入ったケーキ、チョコレート、栄養ドリンク剤でもお酒を飲んだ時と同じような症状が出ることもあるので、摂取するものについては注意が必要です。
抗酒剤は肝機能障害がある人には使用できませんが、飲酒欲求軽減薬はそういった特徴はありません。ただし副作用として下痢(14.1%)、お腹の張り(1%)、悪心(0.5%)といった症状が現れることがあるので、服用には注意が必要です。この薬は断酒をしている人が服用すると断酒率が上がるものの、断酒ができていない人に対してはあまり効果がありません。そのため服用はきちんと断酒をしていることが前提となっています。
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