2019/3/31

アルコール依存症かどうかの診断基準

 

  アルコール依存症の診断基準

 
 
  • 週に4回以上
  • 日本酒3合以上、ビール500ミリ3本以上、焼酎100ミリ以上
  • ブラックアウト月に2回以上
  • 迎え酒月に1度以上
  • 飲酒後に後悔したことが月に1度
  • 飲酒によるトラブル1年以内
  • 飲酒について注意されたことがある。1年以内
 
 
アルコール依存症かどうかの基準は、やめる必要があるのに飲酒のコントロールができない人のことを言います。つまり毎日飲まないと生活できない人です。缶1本、日本酒1合なら許容範囲ですがそれ以上飲んでしまう。
 
 
 
あるいは飲まない日が全くないという人です。夕方になったら飲みたくなって仕方ない。アルコールのコントロールができない人を言います。アルコールほど怖い薬物はありません。
 
 
やめようとおもったら逆にやめられなくなり、量が増えてしまうところです。我慢して我慢の限界が来て飲んでしまうので、途中ではやめられません。自分はアルコール依存症だと自覚しても、否定してもある程度飲むようになってしまうと関係なくやめられないのです。
 
 
 
 
わたしから見たらお酒が飲める。上手いと感じる人は全員アルコール依存症の予備軍です。依存症の人と全く同じです。我慢して飲んでいないのです。量が多いか少ないかだけの差です。誰であろうとリミッターを超えるとやめられなくなります。
 
 
簡潔に言えば1年間飲まないこと。これだけで断酒できます。少しずつ我慢できる期間を延ばしていくのです。失敗することはよくあります。カレンダーに〇を書いて1年待てば自然に飲まなくても平気でいられます。
 
 
我慢ではなく、欲求をコントロールして、欲求が無くなるのを待つのが断酒の方法です。