2019/4/5

禁断症状を抑えるために朝から迎え酒

 
 

 アルコール依存症はどんな病気?

 
 
 
 
アルコール依存症は否認の病気です。自分がアルコール依存症かどうか判断することがあります。
 
初期段階であればそれほど苦しくなくやめらます。まずはアルコール依存症になってしまう段階としては外で飲むようになり、何かの集まりがあるために飲んでしまうためアルコールの味が忘れられなくなり、晩酌が始まります。
 
 
耐性がついてくるので、少し飲んでも酔うことがなくなり、量が増えていきます。そのうち夜に眠れなくなり、お酒がなければ何もできなくなっていきます。夕方になればもう飲みたくなります。
 
 
記憶が無くなるまで飲んでしまうことが大きくなります。離脱症状が強くなり、つねにいらいらしてするようになり、酒が切れたら苦しくなってしまいます。
 
 
判断ミス、健康診断にでて来て酒を控えるように言われてしまいます。その頃になれば一時的に量が減っても何かの原因でまた飲み始めてしまいます。飲酒のトラブルが増えていきます。
 
さらに進むと禁断症状を抑えるために朝から迎え酒をしてしまうようになります。仕事が休みがちになり、最後は連続飲酒に陥ります。夜は眠れず、幻覚を見るようになり、食事をしないようになり、酒が抜ける苦しみに耐えられなくなり、最後は致死量まで飲んでしまい死に至ります。
 
お酒をやめるためには断酒して、お酒がない状態になれて来なければなりません。アルコール依存症は治らない病気ではありません。
 
目標を決めて断酒することで、我慢の断酒から幸福な断酒に変えていきます。